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11月になったばかりに、Google が Android 10アップデートをリリースしました。 Piexl シリーズをはじめ、各種の Android を搭載するスマホが次々と Google からの OS アップデートのダウンロードとインストールをできるようになっています。
未来のスマホを実現するための基礎と指摘されるが、Android 10 が Android OS に大きな変化をもたらしました。
さて、Android 10には一体新機能や変更点が何か、まだ詳しくない方がいるかもしれません。ここでは Android 10の主な特徴を紹介いたします。Android 10を搭載するスマホを買い替える方はぜひご覧ください。
Android 10の目玉は、ダークテーマが採用されたことです。ダークテーマをオンにすると、Android のシステムインターフェイスと、ダークテーマに対応しているすべてのアプリが黒基調の暗い画面となります。
暗い背景に明るいテキストがあるほうが、ほとんどの人にとって見やすいのです。とくに、光に敏感な人や、明るいディスプレイを見つめると頭が痛くなる人には、助かる機能です。また、黒基調のユーザーインターフェイスのほうが、バッテリーを節約できるというメリットもあります。
しかし、ダークテーマに対応していないサードパーティアプリを使っている場合は、白い背景との戦いを続けることになります。
Android 10は、圧倒的なハイスピードと低遅延が特徴の次世代通信規格「5G」を標準でサポートします。
しかし、5G は非常に新しい技術であるので、その実力を正確に推し量る環境は未だに未整備な状況です。Android 10 と 5G に関して現時点で判明しているのは、Android 10では開発者がネットワークのパフォーマンスを正確に把握するための機能が組み込まれていることです。たとえば 5G に接続している場合、4G よりはるかに高解像度な映像を配信したり、低遅延なクラウドゲーミング機能を実行したりといったことが可能になります。
日本では 5G のプレサービスがスタートしており、2020年から本格的に開始となります。こうして見ると、Android 10の活躍が期待できそうです。
長期的な目線に立てば、Android 10は、今のスマホ業界を変革する2つの要素、つまり、「5G」と「折りたたみ式スマホ」をネイティブに対応する最初の OS と言えます。
Android 10では、折りたたみ式のデバイスやビッグスクリーンを搭載するデバイスをサポートするために多くの改良が実施されています。大きく展開された画面では、マルチウィンドウモードで表示され、実行されているすべてのアプリをアクティブなままにしておくことができます。
また、開発者がAndroid 10をベースにして折りたたみ対応のアプリを開発できます。Google は既に開発するときに必要な要素をすべて網羅した資料を公開しています。
Android のサポートがあれば、今後折りたたみ式の Android スマホはますます増えていく見通しです。
Android 10の売りのひとつが、スマホやタブレットで再生しているビデオ、Podcast、オーディオメッセージなどあらゆるコンテンツに自動で字幕をつけてくれる「Live Caption(自動字幕起こし)」です。これが Pixel 4のリリースとともに公開された機能です。
Live Caption は、[ユーザー補助]設定メニューの、[音声と画面上のテキスト]セクションでオンにできます。文字サイズ、字幕スタイル、言語の選択も行えます。
音を出せない環境でも動画が手軽に見られるといった利便性はもちろん、世界中の4億6,600万人の聴覚障害者にとっては大役に立てる機能です。驚くべきことに Live Caption は、デバイス上で動作するためオフラインでも利用できます。
Android 4.0からおなじみだったナビゲーションバーでは、おもに「戻る」「ホーム」「アプリ切り替え」の3つのボタンを利用して操作してきました。しかし、Android 10では、戻るボタンとアプリ切り替えボタンを削除して、多くの操作をジェスチャーで行う新しい「ジェスチャーナビゲーション」が追加されました。それによって、以下のように操作性が大きく進化しています。
まるで、iPhone のような操作ができるようになったのですが、ボタンが画面下部に配置されるナビゲーションバーがなくなったことで画面をより大きく使うことが可能になります。
Android 10には、プライバシーとセキュリティに関する新たな機能が詰まっています。Android ユーザーが世界に25億もいることを考えれば、これは決して見逃せません。
プライバシーの高いデータが保存される外部ストレージ(/sdcard)は、従来の Android の場合は1つでした。Android 10ではアプリごとに領域が作られて他のアプリが管理する領域に直接アクセスすることが原則不可能になります。複数のアプリ共有領域は写真とビデオ、音楽、ダウンロードのみとなっています。
また、Android 10ではアプリを使っている最中のみ(つまり、そのアプリが画面上に表示された状態でのみ)位置情報の取得を許可する設定が用意されます。アップルも iOS 13で同じような仕組みを導入しています。それによって、プライバシーやセキュリティがより厳重に保護されます。
Project Mainline は、Android の低レベルレイヤーの一部をコンポーネント化して、従来のメーカーによる更新に変わり、Google Play Store 経由で配信するという取り組みです。
Android 10以前のスマホでは、更新のタイミングがメーカーごとにバラバラで、最新の修正が即時には反映されないという問題がありました。Google はこれらのコンポーネントに直接アクセスできるようにすることで、セキュリティバグの修正とアプリの許可システムを順次改善していけるようになります。
但し、Project Mainline は Android 10がプリインストールされた状態で出荷されるデバイスについては対応が義務づけられていますが、以前のバージョンからアップデートされるデバイスについては義務ではありません。また、今のところ 12 のシステムコンポーネントしか対象とされないので、毎月のセキュリティアップデートは、まだ従来通りの提供手順となっています。
Android 9 Pie で追加された脱スマホ機能「Digital wellbeing」、すなわちスマホ中毒に陥らないように抑制しつつ使うツール群が強化されます。
Android 10で新たに追加される「Focus Mode(フォーカスモード)」は、仕事中や勉強中など集中したい時につい気になってしまうアプリの起動を制限して、ゲームアプリが送ってくる新しいイベントの通知や SNS アプリでフレンドがレストランにチェックインした事を知らせる通知など、あらゆる通知を止めることができます。但し、重要な可能性があるテキストメッセージは届けます。また、対象に設定したアプリを開こうとすると警告が表示されます。
その他、追加される「ファミリーリンク」機能によって、親たちは子どもたちの端末の利用状況を、ほかのアプリをインストールしたり開いたりせずにモニタリングできるようになります。
今回は、Android 10におけるダークテーマ、5G や折りたたみ式スマホに対応、Live Caption、またはジェスチャーナビゲーションや Project Mainline、Digital Wellbeing などの新機能と変更点をめぐって、より詳しく紹介しました。
これらの変化は、単なる過去までの問題を修正して機能を向上するだけでなく、プラットフォームそのものに改善をもたらして、次に到来する大きなものの基礎を築くことになるのでしょう。 現在一部のスマホしか搭載していないが、今後 Android 10の活躍が期待できます。新しいスマホを買い替えて Android 10を利用してみませんか。
ところで、Android 10を搭載するスマホを入手したら、メッセージ、連絡先、写真、音楽、WhatsApp、メモなどの重要なデータとファイルを元のスマホから新しいに転送したいと思っているが、どうすればいいか分かりますか。
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